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スポット溶接電極

エンドユーザーの生産効率を最大限まで高める、最適な溶接に関する専門知識

当社のスポット溶接電極は、主に自動車生産関連のロボット溶接機に使用されています。
A-Trode expander header icon

A-Trode®は、軽中量めっき鋼および非めっき鋼の抵抗溶接用の汎用キャップ電極です。

A-Trodeは無酸素なため、クロムおよびジルコニウムの最適なレベルで銅を合金化できます。


合金: 

  • 銅クロムジルコニウム(CuCrZr)

 

品質仕様

合金
C18150 CuCrZr、EN ISO 5182 A2/2、 
DIN 17666 Wn 2.1293、RWMA Class II
化学成分
Cr 0.7%~1.2%、Zr 0.06%~0.15% 
その他 最大 0.2%、残部 Cu
材料物理的特性(20°C)
質量: 8.9g/cm3
比熱: 376 J/kg.K
熱伝導率: 320 W/m.K
膨張係数(20~300°C): 17.0 x 10-6 m/mK
熱伝導率:最小 43 S/m
(液体化燃鈍および硬化)最小 74% IACS
軟化温度:最小 500°C
寸法と許容誤差
要求に応じてISO 5821または他の規格に準拠
顧客の図面に応じた特殊電極
梱包通常、500ピース/カートン
証明書
受入試験証明書 EN 10204 3.1 B 
(追加料金が可能な場合)
用途
抵抗溶接用電極(オス、メス) 
金型支持 - 連続、間接
シーム溶接ホイール
プロジェクション溶接用電極 

 

機械的仕様 - 品質

供給形態引張強度 [N/mm2] 0.2% オフセット降伏力 [N/mm2] 伸び率 AS [%] 硬度 
電極
≥ 490≥ 430≥ 15≥ 172

 

物理的特性

硬度(周囲温度):最小    HRB
導電率: 最小   % IACS

 

 

Cupal expander header icon
キューパルキャップは、分散強化銅(DSC)と酸化アルミニウムの冷間成形合金です。 それは、アニーリングに対する耐性、一貫した導電率、電極寿命、およびより低い保守コストにおいて、銅クロムおよび銅クロムジルコニウム電極を一貫して上回っています。


キューパル溶接電極の利点
  • 長い溶接寿命
  • 粘着防止特性
  • 必要なエネルギーの削減
  • 全ての鋼に対応
  • マッシュルーム化になり難く、稼働率を向上

仕様 - 品質

合金C15725 CuAl2O3 、EN ISO 5182 C20/1、RWMA Class 20
化学成分アルミニウム 0.25% by weight as Al2O3    残部 Cu
材料物理的特性(20°C)質量: 8.86g/cm3
熱伝導率: 344 W/m.K
膨張係数(20~150°C): 16.6 x 10-6 m/mK
導電率:87% IACS
軟化温度: 1083°C
寸法と許容誤差要求に応じてISO 5821または他の規格に準拠。顧客の図面に応じた特殊電極
梱包 通常、500ピース/カートン
証明書受入試験証明書 EN 10204 3.1 B(追加料金が可能な場合)
用途抵抗溶接用電極(オス、メス)

 


機械的仕様 - 品質

供給形態引張強度
MPa 
 オフセット降伏力 
MPa
伸び率 
[%] 
硬度 
電極
441 - 489365- 41318 - 23%140

物理的特性

硬度(周囲温度):76 HRB
導電率: 87% IACS
トレーサビリティ
すべての材料は完全に追跡可能です。 キューパル電極は、電極の周囲に等間隔に配置された4対の刻み目で認識できます。
H-Trode expander header icon

H-Trode® - 5000、6000、7000等級のアルミニウム部品の抵抗溶接向けの理想的なキャップ電極

高度な製銅と当社の冷間成形技術を組み合わせることで、従来の電極よりもはるかに優れたアルミニウムの溶接用電極を提供します。

H-Trodeの優れた導電性とは、アセンブリの最大電気抵抗がアルミニウム板間の抵抗と等しいということを意味します。そのため、板と電極間に発生する熱を低減し、粘着を低減します。

利点:

  • 従来のスポット溶接装置と互換
  • 生産性の向上
  • 費用対効果の優れたアルミニウム溶接用電極
  • 高導電性
  • 非付着特性

従来のスポット溶接装置と互換
アルミニウム用に代替の溶接ソリューションも開発されていますが、装置は従来のスポット溶接よりも実装が難しく、高価で大型になります。H-Trode電極は従来のスポット溶接装置を使用してアルミニウム合金の安定したスポット溶接を可能とします。

生産性の向上
他の接合方法と比較した場合、H-Trode電極と標準のドレッシング装置を使用するスポット溶接は、大幅に生産性を向上することができます。

最も費用対効果の優れたアルミニウム溶接用電極
H-Trodeは製品寿命が長く、維持費も低く、安定した溶接品質を提供できるため、アルミニウム溶接の投資対効果が最も高くなります。

物理的特性
H-Trode電極はすべて冷間加工され、そのほとんどが最大硬度を保証するために完全冷間成形されています。H-Trodeは92% IACS以上の高い電導率を有しています。

Luvata htrode

Nitrode expander header icon
Nitrode®は、酸化アルミニウムを使用した分散強化銅の冷間成形合金です。 

Nitrodeは、さまざまな鋼鉄に対して優れた溶接性能を示します。接触面がマッシュルーム状に変形しにくいため、チップドレス、熱ステップ、チップ交換の前でも溶接することができます。

Nitrodeよりも抵抗溶接用途で費用対効果が高く、高品質の性能を発揮する電極材は他にありません。

Nitrodeは、耐焼鈍脆性に優れているため、クロム銅や銅クロムジルコニウムの電極よりもはるかに優れた性能を安定して発揮します。

利点

  • 長い溶接寿命
  • 低付着性
  • エネルギー必要量を低減
  • あらゆる鋼鉄に対応
  • 製造コストを低減

仕様 - 品質

合金C15760 CuAl2O3 、EN ISO 5182 C20/1、RWMA Class 20
化学成分アルミニウム 0.60% by weight as Al2O3    残部 Cu
材料物理的特性(20°C)質量: 8.81g/cm3
熱伝導率: 322 W/m.K
膨張係数(20~150°C): 16.6 x 10-6 m/mK
導電率:78% IACS
軟化温度: 1083°C
寸法と許容誤差要求に応じてISO 5821または他の規格に準拠。顧客の図面に応じた特殊電極
梱包 通常、500ピース/カートン
証明書受入試験証明書 EN 10204 3.1 B(追加料金が可能な場合)
用途抵抗溶接用電極(オス、メス)
金型支持 - 連続、間接
プロジェクション溶接用電極

 


機械的仕様 - 品質

供給形態引張強度
MPa 
 オフセット降伏力 
MPa
伸び率 
[%] 
硬度 
電極
489 - 537393 - 44118 - 23%160

 

物理的特性

硬度(周囲温度):83 HRB
導電率: 78% IACS

 

トレーサビリティ
すべての材料は完全にトレーサビリティが確保されています。 Nitrode®電極は、単一のローレットマークから確認できます。


Z-Trode expander header icon

Z-Trode®は、軽中量めっき鋼や非めっき鋼、アルミニウム合金の抵抗溶接に理想的な電極材です。

Z-Trodeは、溶接スパッタ低減が必要な用途に最適な電極です。従来の電極よりもはるかに優れたジルコニウム銅溶接電極キャップです。

 

利点:

  • 付着防止
  • マッシュルーム状に変形しにくい
  • 低消費エネルギー
  • ダウンタイムの低減

品質特性

合金C15000 CuZr、EN ISO 5182 A2/4、DIN 17666 Wn 2.1580、RWMA Class I
化学成分ジルコニウム 0.15% 残部 Cu
材料物理的特性(20°C)

 質量:8.89g/cm3
比熱:385 J/kg.K
熱伝導率:367 W/m.K
膨張係数(20~300°C):16.9 x 10-6 m/mK
導電率:最小 53 S/m
溶体化焼鈍および硬化:最小 92% IACS
軟化温度: 1083°C

寸法と許容誤差要求に応じてISO 5821または他の規格に準拠。顧客の図面に応じた特殊電極
梱包通常、500ピース/カートン
証明書受入試験証明書 EN 10204 3.1 B(追加料金が可能な場合)
用途抵抗溶接用電極(オス、メス)
金型支持 - 連続、間接
プロジェクション溶接用電極

 

機械的特性

供給形態引張強度 [N/mm2] 

0.2% オフセット 降伏力
[N/mm2] 

伸び率 AS [%] 硬度
電極
≥ 420≥ 379≥ 12 ≥ 132

 

物理的特性

硬度(周囲温度):最小 65 HRB
導電率: 最小 85% IACS


トレーサビリティ

すべての材料は完全にトレーサビリティが確保されています。Z-Trode電極は、電極キャップ周辺がフラットな形状から確認できます。

スパッタの問題 expander header icon

溶接スパッタの問題とは何でしょうか?スパッタの問題について以下の動画をご覧ください

溶接スパッタは、スポット溶接中の圧力と熱によって、溶接材料の表面から少量の液体の粒が放出されて発生します。飛散した溶融金属(スパッタ)はさまざまな問題の原因となり、不要なコストやリスクを生じる可能性があります。

Luvata(ルバタ)グループは、溶接に関する専門知識を活かし、的確な溶接キャップ電極を決定して最適な溶接を提供することができます。

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