
溶浸材ワイヤー
粉末金属状溶浸材に代わる使いやすく、効率化を約束
溶浸材ワイヤーは、従来型の粉末金属(PM)状の銅溶浸材の代替品として最適です。単純なワイヤー形状には、粉末金属(PM)状の銅溶浸材より優れた利点があります。
鍛造/ワイヤー溶浸材プロセスでは高性能銅合金を溶解し、取扱いが容易な焼結ワイヤー形状に溶解します。
溶浸材ワイヤーは、バルク状の粉末ドラムを保管・処理する必要がないほか、一般的に溶浸材スラグを生産するための機械加工、粉末成形プレス、その他関連の労務・管理業務を削減し、コストを節約することができます。そのほか、酸化、汚染、分離、残渣、浸食などに関連する在庫や製造ロスも削減することができます。
利点
- 破損の心配がない使いやすさ
- 廃棄物や溶浸材スクラップが少ない
- 迅速な組立による生産性の向上
- 優れた強度と品質
- 一貫した寸法、強度、硬度
- 均一な銅分布
仕様
技術的詳細:
- 1ステップまたは2ステップ溶浸法に対応
- 鉄骨構造の上部または下部に配置可能、特に厚さのある部品の加工に有益
- 焼結温度:華氏2020~2060度(1104~1127℃)
- 焼結時間:10~20分
- 焼結雰囲気:水素5~100%
局所溶浸の場合、焼結時間の短縮および低い温度設定を推奨しています。
溶浸材用ワイヤーは、豊富な標準サイズ、形状、直径でご利用いただだけます。お客様の仕様通りにカスタマイズすることもできます。
形状
一般的な形状:
- シングルワイヤーリング
- マルチターンワイヤーリング
- 直線状スラグ

